我輩は犬である。タイトルはまだ無い。

犬について書いた記事は無かったと思います

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現代日本に見る裸の王様

裸の王様って童話を思い出した
あれって、日本だったらどうなってたんだろ?
どうもエコ犬です


 これは、ある王国のお話。どこにあるかもわからない国の。今か昔か、それとも未来の事なのかもわからないお話。
 
 その国にはとてもオシャレが王様が居ました。王様はオシャレな服や装飾品が大好きで、いつも新しいファッションを摸索していました。ただ、その王様はそれだけではありません。優れた治世と豊かな人間性も併せ持っていました。国民はそんな王様が大好きでした。
 
 ある時、王様の元へ不思議な仕立て屋がやって来ました。その仕立て屋は、王様に会うなり言いました。
 「王様にとても素晴らしい生地を用意いたしました。この生地で王様に似合うオシャレな服を作らせていただきたいのですが。」
 王様は興味津々。
 「ほう。どんな生地か見てみたいな」
 「まずは生地をご覧になる前に私の説明を聞いていただきたく思います。」
 仕立て屋は王様の返事も聞かず、満面の笑みを浮かべ、話続けます。
 「私の用意した記事は魔法の生地です。虹のような光沢。春風のような肌ざわり。晴れた日の湖畔のような心地よさ。それらを兼ね備えた天女の羽衣のような生地でございます。ただ、この生地は着る人を選びます。この生地は、世界の情勢を読み、世の中の流れを感じ取ることの出きる、優れた人にしかみえません。」
 仕立て屋が話し終えると、王様は笑い出しました。
 「ハッハッハッハッハッ。貴様は私を裸の王様にしたいのか。そんな童話を誰が信じる?」
 仕立て屋は構わずかばんを開けながら言いました。
 「では、お見せしましょう。これが魔法の生地です。」
 仕立て屋がかばんから生地を取り出すと、王様は言葉を無くすほど驚きました。仕立て屋の手には、先ほどの説明の通りに、まるで天女の羽衣のような生地があったのです。
 「これはすばらしい。お前の申し出の通りに、その生地で私に似合う服を作ってもらおう。」

 王様の服はすぐに完成し、城下で披露パレードが開かれる事になりました。
 人々は王様のオシャレな姿を見たくて、国中から集まってきました。
 そして、いよいよ王様のパレードが始まりました。人々は王様のオシャレな姿を見て口々に言いました。
 「なんて神々しい姿!」
 「こんな王様を見れるなんて幸せだ。」
 「この国に生まれてよかった。」
 王様の晴れ姿に国民は狂喜乱舞の大喜びです。
 その時、一人の男が言いました。
 「なにも着てないじゃん。あれじゃ裸の王様だよ。」
 その言葉に、辺りは一瞬静まり返りました。そして、周りの人々は口々に言いました。
 「え?とても素晴らしい服を着てるよ」
 「あの服が見えないの?」
 「お前、眼科行けよ。」
 その後、再び歓喜に包まれたパレードは何事も無く終わり、王様はとても満足しました。
 
 おわり


オチがわかりにくい人のために続き
オチの説明をするのも何だけど
数少ない読んでくれた人を置いてきぼりにするのも悪いので
説明

まあ、簡単に言うと『空気読め』です
直接、空気読めと書いてもよかったんだけど
それを書いちゃうと魔法の生地はニセモノになっちゃうからさ

世界の情勢を読み、世の中の流れを感じ取ることのてきる人
イコール
空気の読める人

魔法の生地がホンモノであれ、ニセモノであれ
空気が読める人には見えて
読めない人には見えないんです

まあ、ニセモノだった場合
王様が服を作らせるわけが無いんですけど
そこは気にしない
思いつきだからさ
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